山の神

 「山の神」といっても、駅伝の速い走者のことではありません。

 福岡演習林では、毎年12月に「山の神」の神事を行います。
 今年も、教職員など演習林の関係者が集まり、山の安全を祈願しました。
神前にて拝礼

後片付け

 2017/12/8 to


レスキュー訓練

毎年恒例のレスキュー訓練を開催しました。
粕屋中部消防署員3名による救命講習を受け,丁寧に指導して戴きました。毎年受講しているハズなのに,忘れていることだらけです。繰り返しは大事です。

心肺蘇生法訓練 福岡演習林講義室

午後からは屋外で模擬訓練を行いました。模擬訓練とは台本に基づいた事故に対し,救助の方法や冷静な対応を身につける訓練です。
怪我人と突然の遭遇 福岡演習林第10林班
要救助者の処置 福岡演習林第10林班

様々な事故が起こる中で,自分の安全を第一に考えつつ,出来うる対応を考えて救助を行います。勿論間違えた判断をすることもあります。

2017/11/10 反省会 福岡演習林第10林班


自分がとった行動が正しかったのか,もっといい方法があったのではないかと,直接訓練に関わった人と周囲で様子を見ていた人それぞれから色々な意見が出され,沢山の反省をします。この反省を生かしつつ,緊急時には最大限の行動が出来ればと思います。
何より事故が起きないよう安全第一です。
2017/11/30 sa

紅葉を迎えています

 ラクウショウ(ヌマスギ)が話題になっている篠栗九大の森ですが、残念なことに池の水が少なく、赤く紅葉する樹木も疎らなため面白みに欠けます。

篠栗九大の森

 しかし、福岡演習林の構内には、たくさんの樹木を植栽しているため、きれいな紅葉が楽しめます。
 構内見学の際は、事務所での受付が必要となり、徒歩での見学のみとなります


ナンキンハゼの紅葉

ラクウショウの仲間メタセコイアの紅葉

モミジバフウの紅葉

2017.11.16 kubota

芝生が…

おもむろに鼻先を突っ込んで
 
 ぐいっ

ぐいぐいっ



こうして芝生が掘り返されます。

2017/11/01 nanki

自然のめぐみ

つい先日、林内巡視に同行した時に、自然のめぐみを発見したので、写真におさめてみました。

まずは、こちら。


山椒の実です。
この時期の林内は、まだ紅葉が始まる前で、緑が豊かな中、ひときわ赤い色が目を惹きます。


しばらく歩いていると、柿のミニチュア版の実(直径1.5センチ程)が落ちているのを発見。
まだ、青いのですが、琉球豆柿(リュウキュウマメガキ)の実です。
左側が琉球豆柿

普通の柿と比べてみると、大きさの違いが一目瞭然ですね。


2017/10/11 ra






篠栗中学校 職場体験

9月6日~7日の2日間、職場体験に、篠栗中学校2年生の生徒さん4名が来られました。
(更新が遅くなり、申し訳ありません)

篠栗九大の森遊歩道に設置されている看板が朽ちてきていたので、リニューアルのため、新しい看板作りを行いました。
(8月下旬にも別の中学校の生徒さんが看板作りを行っています)


まずは、篠栗九大の森へ行き、自分が担当する看板の、中央に描く絵の樹木を決めます。


看板周りの樹木の説明をする技術職員

看板につかう板を切り、やすりをかけ、絵と文字を書いて、ニスを塗れば完成です。



ニス乾燥中
出来上がった看板の設置に篠栗九大の森へ行きたかったのですが、あいにくの雨。
後日、技術職員が責任をもって設置してきます!

その後、演習林内にある「かすや資料館」(森林、林業、演習林に関連する資料を展示)の見学、清掃を行いました。



隅々まで清掃していただき、おかげで資料館はきれいになりました。

2日間の職場体験、お疲れ様でした。

2017/10/05 ra

フィールド樹木学

演習林を退職された先生を講師として迎え、フィールド樹木学が実施されました。
演習林の学生だけでなく、教職員にも参加を募り、構内を巡りながら生育する樹木と草本の判別法等について講義を受けました。

野外で講義中

葉の裏が白いウラジロノキ
林床のネズミモチ

キンエノコロ(猫じゃらし)   
 2017/09/29 to

篠栗北中学校 看板作り

8月28日 職場体験の一環として、篠栗北中学校2年生の生徒さん2名
8月29日 ボランティア活動の一環として、同中学校3年生の生徒さん6名
が来られました。

篠栗九大の森遊歩道に設置されている看板が朽ちてきていたので、リニューアルのため新しい看板作りを両日とも行いました。

まずは、サイズを測り、のこぎりで板を切るところからはじめます。
「技術の授業で、のこぎりを使ったことはある」らしいですが・・・なかなか切れません。
技術職員にコツを聞き、厚い板と格闘。




切ったあとは、やすりで板の表面を滑らかにして、絵と文字を書いていきます。





それぞれ個性的な絵と文字で素敵な看板が出来ました。

完成した看板を持って、篠栗九大の森へ。
看板を自分で設置し、

ニスを塗り、

作業終了。
お疲れ様でした。

中学生が心をこめて作成した看板です。
じっくりご覧になりたい方は、篠栗九大の森遊歩道を歩いてみてくださいね。


2017/09/15 ra




森林科学入門「里山林コース」2017

8月下旬、3泊4日で森林科学入門実習「里山林コース」が開催され、学生9名が参加されました。

この実習ではとにかく自分の意見を遠慮なく話す、
間違っていてもよし!Try&Error!
この作業は苦手だ、と思うと脳がブレーキをかけて思考がとまってしまうのでとりあえずやる、進んでみる、
とE先生が学生さん達に、実習の始めに話していたのが印象的でした。

室内での実習の様子です。
葉の形態により樹木名を特定する講義中。
葉をしっかり観察中

森林の多面的機能について講義中。
森林の多面的機能について連想することを発表中

室内講義だけでなく、いざ森の中へ。
事前に調査方法、機器の使用方法などを学び、グループ毎に協力して樹高や胸高直径などを測定します。
汗だくになりながら、毎木調査中
照度や土壌の湿度、温度を計測中

後半2日間は、グループ毎にテーマを決めて、実験・観測・情報収集をして、発表です。
採取してきた土壌に水を流しています(1班)


照度計などの計器を設置中(2班)

植生調査中(3班)


テーマに沿って発表後、質疑応答にまでしっかりと答えていました。
パソコンやホワイトボードを使って発表中

暑い中、お疲れ様でした。
2017/09/04 ra



高校生のための農学部体験授業2017

89日(水)、高校生のための九州大学農学部体験授業プログラムのひとつ「森林のサイエンス」に県内外の8名の高校生が参加されました。

まず、K先生から、九州大学の概要、そして農学部についての説明があり、その後、高校生の皆さんの自己紹介。「森が好きで」「虫が好きで」「農学部に興味があって」と様々な理由で参加されています。まだまだ、緊張気味の高校生の皆さん。


緊張気味で自己紹介しています~

その後は、机の上で学ぶのではなく、実際に森へ出ていき講義です。
経過年数の違う森林の形態について講義中


森林での水滴の落ち方、その影響について講義中

葉の形態により樹木名を特定する講義中

そのほか、森林の歴史、檜皮、砂防ダムなど、興味深い内容に高校生の皆さん、じっくり聞き入っていました。


お疲れさまです~
最後は、修了証書を授与して、このプログラムは終了。
この日は、午前中、小雨模様だったので、気温も高くなく、森の中は少し肌寒い感じでした。
高校生の皆さんは、森林のマイナスイオンを浴び、リフレッシュできたのではないでしょうか。


2017/08/25 ra

樹を観せる

福岡演習林に展示している円盤
樹木には樹皮の模様や形状、材の質感や色、それに木目など様々な特徴があります。樹種による特徴の違いにを知るには樹木の見本があると便利です。例えば自然公園のビジターセンター等で大きな木の円盤が置かれていることもありますが、円盤では樹木の太さや樹齢を視覚的にとらえやすい反面、ほかの特徴を観察するに最適ではありません。樹木の特徴をより分かりやすく観察するには、樹皮を含んだ材部分をカットした小片や、丸太を加工したものなどが役立ちます。これらは樹木の標本、材鑑(ざいかん)といいます。
伐採地の状況(2014.2月 第10林班内)

福岡演習林の森林には多くの樹種がありますが、それらの樹木で材鑑をつくって教育資材としています。これらの材鑑の多くは、2014年に伐採した広葉樹材を利用しました。 

乾燥中の丸太
作業工程(切断)

伐採木を丸太の状態で乾燥させた後に切断、研磨といった作業を経て材鑑に仕上げました。材料を同じ林分(ひとつの森林のまとまりを示した用語)
で採取したので材の特徴だけでなく、森林内の樹種によるサイズや樹齢の違いについてもある程度表現できました。

作業工程(切断面の研磨)
今後も、演習林内にある比較的珍しい樹種を伐採することがあれば材鑑として整備・保存していく予定です。

なお、これらのこれらの材鑑は、かすや資料館(福岡演習林内)に展示しています。一般には非公開ですが、年1回開催される公開講座(定員制)の際に観ることができます。

完成した材鑑


展示状況(かすや資料館)
                             (2017/08/23 D.O)